
こんにちは、葵(あおい)です。
都内を中心に、約10年間メンズエステのセラピストとして働いてきました。この記事では、メンズエステのリアルな内情と、その仕事によって起こる「心の変化」について、これから働こうか迷っている女性に向けてお話ししていきます。
「メンズエステって、実際どうなの?」
求人情報を見ると、「高収入」「未経験歓迎」「癒しのお仕事」など、魅力的な言葉が並んでいますよね。ですが、実際に働いてみないと分からない“ギャップ”があるのも事実です。
特に今回は、メンズエステで働くことで、自分の中の恋愛観や男性に対する見方が変わってしまうリスクについて、経験者として率直にお伝えしたいと思います。
現場で目にする「男性のリアルな一面」
メンズエステでは、密着マッサージを提供するという性質上、お客様との距離が非常に近くなります。そのため、普段の社会生活では見えない男性の一面が垣間見えることも多々あります。
たとえば――
- コース内容を理解したうえで来店されても、施術中に過剰なスキンシップを求めてくる方
- 紙ショーツの着用を極端に嫌がる方
- 「サービスに満足できない」と感情的になる方
- 距離感を超えたコミュニケーションを求める方
もちろん全員がそうではありません。礼儀正しく、リラックス目的で来店されるお客様もたくさんいます。ですが、一部の人の行動に、思わず言葉を失ってしまうような瞬間があるのも事実です。
「普通の人」も来店してくるという現実
メンズエステに来る男性って特別な層だけと思っている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
スーツ姿のサラリーマン、営業マン、会社経営者、既婚者、婚約中の方まで、本当に“ごく普通”の方々が来店されます。特にショックだったのは、結婚指輪をしていたり、スマホの待ち受けが家族写真だったりする男性たち。そういう方が施術中に過剰なリクエストをしてくる場面に出くわすと、心の中で大きなショックを受けます。

この人にも家庭があるんだよな…
もしかして、うちの家族や恋人も、こういう場所に来てるのかな…?
そんな考えが頭をよぎり、男性に対する信頼感が少しずつ薄れていくのです。
「可愛いね」に込められた裏の意味?
施術中、ほぼ100%の確率で言われる言葉があります。それが「可愛いね」というセリフ。最初は嬉しいと感じていました。でも、あまりに頻繁に、そして特定の文脈で言われ続けると、だんだん違和感が生まれてきます。

この“可愛い”って、私のことをちゃんと見て言ってるのかな?
ただの口説き文句なんじゃないか?
この流れで言われても、なんか素直に受け取れない…
そんなふうに感じることが増えていきました。本気で好きな人からの褒め言葉でさえ、素直に喜べなくなっていくのは、正直とてもつらいことです。
恋愛観の変化とその“代償”
こうした経験が積み重なると、どうなるか。恋愛に対して前向きな気持ちが持てなくなることがあります。
- 男性の言動をすぐに疑ってしまう
- 本気で好意を向けられても信じられない
- 自分だけが軽く見られているように感じる
恋愛や結婚に憧れがあったはずなのに、いつの間にかそれが遠ざかっている。気づいた時には、心のどこかが擦り減っているような感覚になりました。
じゃあメンズエステは悪なの?
ここまで読んで、「メンズエステ=悪」だと感じた方もいるかもしれません。ですが、それは違います。
実際、メンズエステという仕事に救われたこともたくさんありました。経済的に自立でき、そのおかげで自分に自信が持てるようにもなりました。それでも、この仕事には“代償”があるということを知っておいてほしいのです。とくに恋愛観や対人感覚への影響は、想像以上に大きい可能性があります。
最後に|心のケアも忘れずに
メンズエステという仕事は、向き不向きがあります。そして、心のバランスを保つことが何より大切です。
もしこれから働くことを考えているなら、「どんな気持ちで働きたいのか」を一度ゆっくり考えてみてください。そして、何か違和感を感じたときには、自分を守るための選択をしてくださいね。あなたがあなたらしく、無理なく働ける場所でありますように。
▼まとめ
- メンズエステは人と深く関わる仕事だからこそ、心に影響が出やすい
- 男性の一面を見て、恋愛観が変わることがある
- 自分の感情にフタをせず、変化に気づいたら立ち止まることが大事

最後まで読んでいただきありがとうございます!
少しでも参考になれば幸いです。
今後も、メンズエステに関する情報を、女性目線でどんどん発信していきます。
ぜひチェックしてください♥
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