【女性向け】メンズエステの実態とは？元セラピストが語る“注意すべきポイント”とおすすめしない理由

「メンズエステってどんな仕事？」「稼げるって聞くけど、実際どうなの？」
そんな疑問を抱えてこの記事にたどり着いたあなたへ。まず最初に伝えたいのは、メンズエステの仕事には、表からは見えにくいさまざまな現実があるということです。

葵

こんにちは、葵（あおい）です。
私は都内・関東圏のメンズエステ店で約10年間、セラピストとして勤務してきました。その中で見えてきたのは、求人情報だけでは分からない”現場の本当の様子”でした。この記事では、これからメンズエステでの仕事を検討している女性に向けて、できるだけ分かりやすく実際の経験を交えてお話していきます。

メンズエステとは？求人情報とのギャップ

メンズエステ、通称「メンエス」は、男性を対象にリラクゼーションやマッサージを提供するサービスです。求人広告では、以下のような文言がよく見られます。

これだけ見ると、普通のマッサージ店と変わらない、健全で働きやすそうな環境に思えるかもしれません。私自身、初めて面接を受けたとき、綺麗なオフィスビルの一室で、スタッフの対応も丁寧で、安心感がありました。

しかし！
実際に働き始めると、想像と現実の間には大きなギャップがあることに気付きます。求人情報が「健全」とうたっていても、実際のサービス内容はそれにとどまらないケースも多く、グレーな領域に踏み込むことを求められることもあります。

現場のリアル：働くうえで感じたこと

私が勤めていた店舗では、初めは契約書で「過剰なサービスは禁止」と明記されていました。また、お客様にも「ルールを守ってください」といった誓約書のようなものにサインしていただく流れがありました。しかし、実際の施術の場では、想定外のリクエストを受けることが少なくありません。

たとえば…
過度な密着や接触を求められたり、露出の高い姿での施術を希望されたり。もちろん、断ることはできますが、その後の指名やリピートが減ってしまうという現実があります。あくまで健全なサービスを貫くことも可能ですが、そうすると収入面ではかなり厳しいというジレンマが発生します。

また、悪質なケースでは、サービスを断ったことに腹を立てたお客様が、匿名で悪評を書き込むといったこともありました。メンズエステではSNSや口コミの影響がとても大きいため、そういった情報が出回ると精神的にも大きな負担になります。

なぜ辞める人が多いのか？

メンズエステの仕事には、短期間で辞めてしまう人が多くいます。その理由は大きく分けて以下の３つです。

「試しにちょっとだけ働いてみようかな…」
「まぁ、いざとなったらすぐ辞めればいいだけだし」

そんな軽い気持ちで始めると、予想以上にストレスを感じてしまうことがあります。加えて、家族や恋人に仕事内容をオープンにできないことが、心の負担になることもあります。

将来につながる仕事かどうかを考える

私自身、メンズエステで働く中で「今は稼げているけど、この経験が将来に活かせるのか？」と何度も自問しました。確かに、短期間で高収入を得られることもあります。しかし、それは安定的ではなく、身体的・精神的な負担とのトレードオフであることがほとんどです。

また、勤務時間も不規則になりやすく、生活リズムが乱れたり、人間関係が限定的になったりすることも。気づけば「普通の働き方」がしにくくなっていた、という声も少なくありません。

もちろん、この仕事にやりがいを感じる人もいますし、自分なりにルールを決めて上手に働いている人もいます。ただ、働き始める前に「自分が本当に求めている未来」とこの仕事がどう関係するのか、一度立ち止まって考えてみる価値はあります。

最後に：選択肢のひとつとして、冷静に見てほしい

この記事を読んでくださった方の中には、「やっぱりやめたほうがいいのかな」と思った方も、「それでもチャレンジしてみたい」と思った方もいるかもしれません。

どちらにせよ大切なのは、安易なイメージや広告の言葉だけで判断しないことです。求人の言葉だけを鵜呑みにするのではなく、現場の声や体験談をしっかり調べて、自分にとって納得できる選択をすること。それが、後悔しないための第一歩だと思います。

10年前の自分に声をかけるとしたら、「もう少し長い目で人生を見てみよう」と伝えたいです。目の前の高収入だけでなく、未来の自分にとって何が残るのか。冷静に考えられる人が、後悔のない働き方を選べるのだと思います。

葵（あおい）

最後まで読んでいただきありがとうございます！
少しでも参考になれば幸いです。
今後も、メンズエステに関する情報を、女性目線でどんどん発信していきます。
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